【初心者向け】JavaScriptとは?人気の理由と合わせて解説!
JavaScriptは、数あるプログラミング言語の中でも高い人気と需要を誇る言語です。初心者向けとして紹介されることも多いため、どういった言語なのか気になっている方は多いでしょう。今回は、そんなJavaScriptがどのような言語なのか、その概要から人気の理由まで詳しく解説します。
JavaScriptとは?
JavaScriptはプログラミング言語の一つで、オブジェクト指向言語に属します。
オブジェクト指向言語というと、JavaやCなど少し学習難易度が高い言語が多い中、JavaScriptは比較的コードの可読性が高く、扱いやすいのが特長です。プログラミングの知識・経験のない方でも、1,2時間程度で簡単なコードを作れるようになります。このことから、JavaScriptを扱えるエンジニア・プログラマは数多く、エンジニアにとって必須スキルと言っても過言ではありません。
Javaとどう違うの?
よくJavaScriptのことを「Java」と呼んでしまう人がいることもあり、非エンジニアの方の中にはJavaScriptとJavaを混同している方が多くいます。しかし、JavaとJavaScriptは明確に違うプログラミング言語です。
例えば、ハンドボールとバスケットボールというスポーツがありますが、
「どちらも名前に『ボール』とついている球技だから同じもの!」
とは、ならないですよね。
どちらも全く異なるルール・スタイルで試合が進められる、まったく別のスポーツです。同じように、JavaとJavaScriptも使用方法やコードの作り方、出来ることなど様々な場面で違いが存在します。
両者の違いをもう少し具体的に話すと、「実行環境」に大きな違いがあります。
プログラミング言語は大きく分けて
- インタープリタ方式
- コンパイラ方式
の2種類に分けられます。
これは「プログラミング言語をどのように実行するか」を示す種別であり、
インタープリタは「プログラムファイルのコードをすぐに実行する」言語で、
コンパイラは「コードを一度機械語に翻訳し、翻訳したものを実行する」言語を指します。
プログラミング言語のほとんどは上記のどちらかの方式で、ファイルに書き記したコードの内容が解釈され、実行されているのです。
話を戻すと、Javaはコンパイラ方式を採用した言語(厳密には違いますが…)で、JavaScriptはインタープリタ方式を採用した言語となっています。
コンパイラ方式であるJavaは、機械語に翻訳したプログラムを実行するだけの環境が必要になるため、ただプログラムコードを書くだけでは動かすことができません。一方で、JavaScriptはインタープリタ方式であることから、WEBブラウザなど身近な環境ですぐに作ったプログラムを実行させられます。
JavaScriptと同じ感覚でJavaに触れると実行環境の構築に手間取ってしまうくらい、実行環境に大きな違いがあるのです。
JavaScriptの呼び方(略し方)
先ほど、「JavaScriptをJavaと呼ぶのは違う」と書きました。それを見て、「では一般的にJavaScriptはどう呼ばれるの?」と思った方もいるかもしれません。結論としては「JavaScript」と略さず呼ぶのが望ましいですが、よく聞く略称としては「JS(ジェイエス)」が主流だと思います(ソースファイルの拡張子が.jsであるため)。scriptと呼ぶ方もいましたが、現在ではTypeScriptというJS由来の言語も生まれており、scriptと呼ぶとTSとJSどちらを指しているのかわからなくなってしまいます。したがって、略して呼びたい場合はJSと言えば確実に伝わるでしょう。
JavaScriptはなぜ人気?
JavaScriptという言語について軽く把握したところで、「JavaScriptはなぜ需要が高く、人気なのか」という疑問について解説していきます。
JavaScriptが人気になっている理由としては、以下の3つのポイントが挙げられます。
- 直感的にプログラムを作れる
- 豊富なライブラリ・フレームワークの存在
- WEBサイト構築に必要不可欠
それぞれのポイントを理解していくことで、JavaScriptがなぜ人気なのか知ることができるはずです。
直感的にプログラムを作れる
JavaScriptは比較的コードの可読性が高い、つまり簡単に扱える言語です。
変数の定義などプログラミングの面でも難易度の低さが目立つのですが、何よりも手軽さを物語っているのが「直感的にプログラムを作れる」という点です。
JavaScriptはさまざまな形で活躍しており、中でもDOM操作をする際にはJavaScriptの独壇場となっています。
DOM操作とは、WEBページに表示されている要素(DOM)を操作することを言い、ユーザのスクロールに合わせて「トップに戻る」ボタンを表示されるなどの処理は、ブログなどでもよく見かけますよね。このページでも、見出しをクリックした際の処理などにDOM操作を用いており、それらのプログラム構築も全てJavaScriptで行っています。
管理人はとりわけJavaScriptをよく使うのですが、自身で書いたコードを、WEBページですぐに動作確認できるため、プログラムの成果物をその都度視認しつつ開発を進められるのは魅力的です。他の言語だと実行結果を確認する方法は少なく、開発状況を視認しつつコードが書けないことから、事前に計画を練らなければうまくプログラムが作れません。
JavaScriptであれば、開発途中に「ここの動きはやっぱりこういう風に変更したいな…」とコードを書き換えることもでき、直感的に開発を進められます。
こういった一面も、JavaScriptの手軽さを構成する要因だと言えるでしょう。
外部ライブラリ・フレームワークが豊富
プログラミング言語が人気になる要因の一つに、「フレームワーク・ライブラリが豊富(作りやすい)」というものがあります。
フレームワークやライブラリというのは、簡単に言えば開発の手助けをしてくれるプログラム群(言語ではない)のことで、JavaScriptに留まらず、JavaやPHPなどさまざまな言語で開発・提供されています。
要するに、フレームワークやライブラリが数多く提供されている言語は、初心者でも簡単にプログラミングできる環境が整っていると言えるのです。
JavaScriptも例にもれず、下記のようにさまざまなライブラリ・フレームワークが提供されています。
- jQuery
- React
- Vue.js
- Angular
管理人も、このWEBメディアを作る際にjQueryとReactを使って9割以上のプログラムを作っています。
特にjQueryなどはCDNで簡単に実装でき、DOM操作の開発コストを格段に減らせることから、JavaScript == jQueryのような状態になっているほど代表的なライブラリです。
また、本来JavaScriptはWEBのフロントエンド開発に用いられていたのですが、もっと便利にしようと人気の高さからサーバサイド開発ができるNode.js、アプリケーション開発も可能になるReact-Nativeなどが開発されており、多様な言語・フレームワークの礎となっています。
現状に留まらず、今後もJavaScriptのライブラリ・フレームワークは開発され続けていくでしょう。
大手企業でも需要高
JavaScriptに限らず、プログラミング言語が流行することには理由があります。
その理由の一つとして挙げられるのが、「大手企業が紹介する」というイベントです。
例えば、長きにわたって需要のあるC言語は、元々Microsoft社が開発・提供したものなのが人気が出た要因です。また、その後にMicrosoft社が開発したTypeScriptも、Microsoft社が開発したこともあり数か月で話題沸騰のトレンド言語となりました。
JavaScriptは大手企業で開発された言語ではないものの、大手企業でも非常に需要が高く、よく利用されているという点が、高い人気を保っている背景にあります。
プロダクト開発に利用されるだけでなく、Facebook社(現「Meta」)が開発したReactやReact-Native、Microsoft社のTypeScriptも、JavaScriptから派生した言語なので、新しい技術開発の場面でも活躍しているのがわかります。
単に難易度が低く扱いやすいというだけでなく、「大手企業でも需要があるかどうか」は、プログラミング言語が人気になる上で重要となるポイントなのです。
まとめ
JavaScriptはプログラミングしやすく、コードの可読性が高いことから、初心者でも学びやすい言語だと言えます。それだけでなく、大手企業でも重宝されていたり、便利なフレームワーク・ライブラリが豊富にあったりすることから、現役エンジニアからの人気も非常に高いです。これからエンジニアを目指す方は、JavaScriptをしっかり学習することで、今後のキャリア・活動に生かすことができるでしょう。