【初心者向け】jQueryは何に使う?よく利用する場面3選
jQueryはJavaScriptの古参ライブラリですが、現在では後発のReact等に気圧され、徐々に使用される場面が減っています。
しかし、需要は減っている中でも、適材適所で運用すればまだまだ便利なライブラリなのは確かです。
そこで今回は、初心者の方などに向けて、jQueryがよく利用されている場面(適している場面)を3つご紹介します。
(jQueryについてよく知らない方は、以下の記事にjQueryの特徴などをまとめているので、先に読んでおくことをおすすめします。)
jQueryは時代遅れ?
1.高度なアニメーションの実装
JavaScriptは、canvasやDOM操作を用いた高度なアニメーションに対応しているのが特徴であり、そんなJavaScriptのプログラムを簡潔に書けるjQueryは、必然的に高度なアニメーションを実装する場面でよく利用されます。
jQueryはcanvas向けのライブラリでは無いため、基本はDOM操作を応用したアニメーション実装が出番です。
三角関数などの座標計算をするのはどうしてもcanvasの方が有利なので、滑らかなアニメーションなどを実装する場合にjQueryはあまり向いていません。
従って、jQueryを用いる場合は、CSSのkeyframe機能で実装するようなアニメーションを、各要素を用いて実現することになります。
有名どころで言うと、Material Design Hierarchical DisplayというjQueryプラグインは、jQueryで高度なアニメーションの実装を実現している良い例です。参考にしてみてください。
2.レガシーなWEBサイトの保守
今でこそJavaScript関連の技術はReactやVue.jsが有名になっていますが、それらの技術はあくまで後発のもので、2010年頃にはjQueryがJavaScriptの中でもトップクラスのシェアを誇っていました。
そのため、その時代に作られていたほぼ全てのWebサイトにjQueryが活用されているのです。
当然ながら、古いWebサイトをそのままの状態で動くように保守するような業務も多く、俗に言うレガシーな保守案件では、未だにjQueryの技術がトレンドの大定番ライブラリになっています。
レガシーなWEBサイトの保守・運用では、まだまだjQueryが継続的に使われていくでしょう。
WEBサイトのリプレースもあるが…
一応、古くなったWEBサイトはセキュリティ上のリスクなどがあり、jQueryからReactやVue.jsなどでWEBサイトを構成するようなリプレース案件が出てきています。
ただし、jQueryは非常にポピュラーなライブラリなので、そもそも新規にWEBサイトを作成する場合に利用されるケースも多いです。
既存サイトのリプレースが進んでいったとしても、jQueryは手軽に扱えるライブラリという強みがあるため、ホームページやランディングページの制作では依然として主力になるかもしれません。
(ただ、jQueryは更新が停滞気味で徐々に開発ペースが落ちているため、将来性はあまり期待しない方が良いでしょう。)
3.Ajax(非同期通信)の実装
jQueryの中でも便利な機能として、Ajax通信の簡易実装が挙げられます。
Ajax通信とは、JavaScriptを用いてWEBページとサーバで非同期通信を行うというものです。
要するに、スマートな通信処理を実現できる機能と言えます。
標準のJavaScriptライブラリでも実装することは可能ですが、目的の処理を実装しようと思うと、様々なステータスを記憶して書き込む必要があり、非常に面倒です。
jQueryの関数を使えば、そういった煩わしいコードを書く必要が無くなり、実装したい処理を簡単に実現することができます。
ここでは詳しく書きませんが、以下の非公式リファレンスで仕様が掲載されているため、気になる方は詳しく読んでみてください。
まとめ
jQueryは比較的古参のライブラリで、ReactやVueの流行などから使用機会は少しずつ減少しています。
しかし、依然としてアニメーション実装な非同期通信の実装など、WEB制作の現場では高い利用率を誇るのも事実です。
jQueryを勉強する場合は、自分はどういった場面でJavaScriptを利用していくのかをイメージし、目的に合わせて学習を進めていくのが良いでしょう。